手から波動を放ち、目の前の現実空間でモンスターを倒す——そんな少しマンガのような体験が、期間限定で日常のショッピングモールに入り込んでくる。HADO SHOOTのイベントが、ららぽーと福岡で開催されるという話は、今の時代らしい現実と非現実の距離感を象徴しているようにも思える。
体験時間は約150秒。決して長くはないけれど、だからこそ「遊び」は軽やかに日常へ差し込まれる。AR技術やモーションセンサーと聞くと難しそうだが、実際には子どもでも直感的に楽しめる設計になっている点が興味深い。未来的な体験でありながら、入口は驚くほど開かれている。
一方で、先着順や人数制限、アプリ登録といった条件があるのも現代的だ。無料である代わりに、私たちは少しだけ手続きをする。その交換関係をどう感じるかは人それぞれだろう。
それでも、親子で同じ空間に立ち、同じ「波動」を放つ時間は、案外記憶に残るのかもしれない。未来の技術とは、遠くにあるものではなく、こうして週末の予定表にそっと入り込むものなのだとも言える。
2026年1月24日(土)・25日(日)の2日間限定で開催